2022年11月19日 土曜日
・平衡対メタリックケーブルの漏話は、
平衡対間の静電結合または電磁結合によって起こる。
平衡対ケーブルの心線をより合わせることによって、
電磁放射の向きが周期的に逆転し、打ち消し合うために漏話を軽減できる。
そして、よりの間隔が小さいほど、電磁放射の打ち消し合う効果を強める事が出来る。
しかし、ケーブル中の各平衡対のよりを同一ピッチにすると、
各心線の相対位置が同じになり、漏話を軽減する効果が小さくなってしまう。
この対策として、ケーブル中の各平衡対の心線を異なるピッチでより合わせるようにしている。