2023年3月9日 木曜日
・通信線路に用いられているCCPケーブルは、構造によりいくつかに区分され、
電柱などに架設されるケーブルは、自己支持形ケーブル(SSケーブル)と丸形ケーブルに大別される。
自己支持形ケーブルは、亜鉛めっき鋼よりせんなどとケーブル心線とがポリエチレンで共通皮膜されており、
架設時の作業性に優れている。
しかし、自己支持形ケーブルは、断面形状がひょうたん形であるため、
郊外地や沿岸沿いで強風にさらされるところに架設される場合は、ダンシング(
ケーブルが10〜20m/s程度の横風を受けると翼の原理になどによって揚力が生じて上昇し、
重力によって下降するための上下振動を繰り返す現象)が生じやすい。